今日はお盆の真っただ中ということもあってか、病院全体がいつもより静かに感じました。

でも、病棟の子どもたちにとってはお盆なんて関係ありません。

小児病棟の中に入ると、自分の息子が入院していた頃を思い出します。

「あの時も、この病棟には盆も正月もなかったな・・・・」と。

病棟内では、季節や時間が止まってしまうんです。

そんな環境だからこそ、子どもたちに絵本を届けて、本の世界で遊んでほしいなと思います。

今日は、赤ちゃんのお母さんから参考になるお話を聞くことができました。

赤ちゃんはまだ字が読めないけれど、絵本を手にとってページをめくることを楽しみます。

そんなお子さんは、柔らかい紙の本だと破ってしまうので、ハードタイプの絵本(全頁が厚紙の本)だと安心して持たせることができるそうなんです。

赤ちゃんが絵本に親しむために、ハードタイプで小さいサイズの絵本を少し増やしていこう、と思いました。

一人一人の、お子さんやお母さん方との触れ合いの中から、私たち『かがやく未来』にとって大切な意見をいただくことができます。

そんな意見をきらりん文庫に反映させていくつもりです。