今日のきらりん文庫の移動図書ボランティアは、ぺこちゃん、ぽこちゃん、みやちゃんの3人で活動しました。

 

新病棟の新小児医療センターに移ってから2度目の活動で、私たちかがやく未来のボランティアスタッフも緊張の色を隠せません。

ドキドキの移動図書となりました。

 

美しい新病棟で、しかも小児科の入院棟がワンフロアーとなったことは活動には大変ありがたいことです。

気持ちも引き締まる思いです。

 

今日はうれしいことがたくさんありました。

それは、午後から院内学級に通う小学生軍団が、学校に行く時間が迫っているのに、「きらりん文庫」のブックトラックをとり囲み、「本を借りてから学校へ行くねん!」と本の貸し出しを優先してくれたことです。

「本なんか興味ない」と言われるよりずっとうれしい出来事でした。

 

まだまだうれしいことは続きます。

私たちが各お部屋を廻っていくのを、ベッドの上で首を長くして待ってくれていて、訪問すると「借りる本、もう決めてあるねん」と目をキラキラさせている子たちが数人いたことです。

”待ってくれていること”ってうれしいですね。

 

あるお子さんは、借りている本を返す時、名残惜しくて泣いてしまったんですよ。

なんて可愛いエピソードでしょう!

 

そして、初めてきらりん文庫を利用される赤ちゃんのお母様方が、すごく楽しそうに赤ちゃん絵本を手にとって選んでくださったことも私にとってはうれしい出来事でした。

 

本を借りる子どもたち、お母さんたちと「この本がおススメですよ~」とか、「これはこういうお話で、年代を問わない名作です」とお話ししたり、また「本のことは良く分からないので推薦の本はありますか?」と言うお母さんと、絵本談義に花を咲かせたり・・・・

 

病棟にも絵本や人との新しい出会いがたくさんあります。

 

今日は、全部で約90冊も貸し出されました。

もっともっと良い本を増やして行こうと思います。

 

今回新しく入った本は「はいいろぐま ワーブ」です。