11月11日

イオン久御山店

今日は平日で雨なのに、なぜか?お客さんは多くてレシートもいっぱい集まりました。

 

 

イオン五条店

昨夜からの激しい雨のせいでお客様が少ないと予想していましたが、雨のわりにはたくさんの方に来ていただきました。

そして、今日はとてもたくさんの方に「これって、なに?」と聞かれ、少し大袈裟ですが声かけの時間の半分くらいはその説明をしていました。

「お客様にレシートを入れていただくだけで、その1%の金額分の商品がボランティア団体に還元されるんです」

こう説明したあとは必ず、大きくうなずいてレシートを入れてくださいます。

中には勘違いされて、「あんたは府立医大から来てるんか!えらい、遠いやんかぁ。まぁ頑張りや」と言ってくれたお爺ちゃんがいました。

 

11月06日のきらりん文庫

今日は新しい本を3冊入れました(^O^)

「角野栄子のちいさなどうわたち」シリーズです。

今までも2巻おいていたのですが、人気が高く、リクエストもあったのであと3巻増やしました!

そして、早速今日3巻ともめでたく?貸し出しとなりました。

増やしてよかった~(^.^)

最近、赤ちゃんのお母さんも積極的に絵本を借りてくださるので、うれしいなと思っています。

小さい頃からお母さんに絵本を読んでもらうと、きっと本好きになるだろうな。

赤ちゃん絵本も増やしていきますので、楽しみにしてくださいね。

10月23日のきらりん文庫

きらりん文庫は手洗い・うがいの励行とマスクの着用で、入院患者さんとの接触も短時間のため、活動を行いました。

 

移動図書で病棟を回っていて、今日はうれしいことがありました。

それは、「もうすぐ退院するんです」という患者さんが何人もいたことです。

D3病棟では空きベッドも多く、もうすぐ退院する子どもさんや、お母さん方はみなさん明るい笑顔でお話してくださいました。

退院する子たちにも、「退院する日まで借りてもいいんだよ」と言って、本を選んでもらいました。

 

明るいニュースがあると、活動する私たちの心が軽やかになります。

最近では、「次はあの本を借りよう」と決めていて、あっという間に3冊を選ぶ子もいます。

「本を読む」ことが日常の楽しみになればうれしく思います。

10月11日

本日のPR活動は、連休の真っただ中、しかも日曜日ということもあって、大変多くの買い物客のみなさんが、私たちの黄色いカゴにレシートを入れてくださいました。

特に、学校が休みの日だったせいか、小学生くらいのお子さんたちがたくさん入れに来てくれたことを嬉しく思いました。

小さいころから、こういった地域のボランティア活動に興味を持ってもらいたいと思います。

また、今日は同じ時間帯に「介助犬」と活動するNPO法人のボランティアグループの方々とPRをしました。

賢くて可愛い黒と白のラブラドールレトリバーのワンちゃん達も一生懸命、PR活動をしていた姿が微笑ましかったです。

 

 

2009年度下半期も頑張って活動いたします。どうぞよろしくお願いいたします。

2009年度上半期の「イオン黄色いレシートキャンペーン贈呈式」

本日は、2009年度上半期の「イオン黄色いレシートキャンペーン贈呈式」が、ジャスコ久御山店において、午後2時より2時半まで執り行われました。

 

 

この半年で『かがやく未来』へ投函していただいたレシートの投函総金額は

449万3258円でした。

 

 

 

この投函総金額は、京都府内で4位という輝かしい成果です。

 

投函総金額の1%にあたる4万4900円の商品券を、イオングループより寄贈していただきました。

この商品券で、『かがやく未来』の活動に必要な物品を購入することができます。

半年にわたって、毎月11日のイエローレシートの日に、『かがやく未来』のBOXに投函してくださったみなさま、本当にありがとうございました。

この場をお借りしましてお礼の言葉を述べさせていただきます。

また、今後とも、『かがやく未来』をどうぞ応援してくださいますよう、お願い申し上げます。

10月09日のきらりん文庫

台風が過ぎ、晴れるかな?と思ったら、曇っていて時々しぐれる天気の金曜日でした。

風も強く、少し肌寒く感じました。

 

きらりん文庫の活動で病棟を回っていて感じることがあります。

「今日はとても顔色がよくて、目がキラキラしているな。」とか、逆に「今日はとてもしんどそう。本を読むのは辛いかもしれないな。」とか。

学校と違って病院へ移動図書の活動に行っているわけですから、子どもたちが元気でいる方が希少です。

でも、もし体調が悪くても、きらりん文庫の活動隊が、ニコニコと笑顔を振りまきながら「本はどうですか~」と明るい声で回って行くことで、入院中の子どもたちの希望の光になれば・・・と願っています。

「よし、元気になって、今度はあの本を借りるぞ!!」と。

たくさんの絵本を前にすごく迷う子。もう借りる本を決めていたのか、すぐに3冊、手にとって決めてしまう子。

これをきっかけに、素晴らしい本の世界を知ってもらうためにも”きらりん隊”は、明るく病棟を回ります。

09月25日のきらりん文庫

今日は小学生の子が何人も積極的に本を選んで借りてくれたので、とても嬉しかったです。

一生懸命本を選んでいる姿は、集中そのもの。頼もしいです。

もっとたくさんの本を並べられるように、私たちもがんばるからね~。

今日は本のリクエストがあったので、帰りにさっそく本屋さんに寄りました。

そのリクエストにあうような本を探したけど、これがなかなか難しい・・・。

いろいろ手にとった結果、2冊を購入しました。気に入ってもらえるかなあ。

入院生活の中で、きらりん文庫の時間はほんのひとコマに過ぎないだろうけど、お気に入りの本を見つけられる、そんなステキな時間になったらなと思います。

最近は"本"に対して、アンテナがビンビンにはっている私。。。

本屋さんに行くと、あれもこれも欲しくなってしまうこの頃です。

09月25日のおはなしバスケット

■手あそび

今日のお話バスケットは、どの病棟もプレイルームに出られるお子さんが少なかったんですが、出て来てくれたお子さんは、みんな目をキラキラさせてお話を聞いてくれました。

■絵本

『たべるのだあれ?』

さくらんぼや、いちご、めだまやき、ドーナツ、ぶどう、あめ、かくざとう、サンドウィッチ、ソーセージなどのいろんな食べ物が動物さんの絵の中に隠れています。

「さあ、誰が食べたのかな?」と子どもたちに食べた動物を当てさせました。

みんな一生懸命探してくれましたよ。

最後のアイスクリームを食べた人の頭が、クリームみたいな形になっているのが面白かったです。

■絵本

『うんちしたのはだれよ!』

土から出てきたモグラくんの頭の上に、うんちがポトンと落ちてきました。

モグラくんは、腹を立てて犯人探しに出かけます。

はとさん、馬さん、うさぎさん、やぎさん、牛さん、ブタさんに尋ねますが、どのうんちも違います。

最後に、うんちを食べていたはえさんが、うんちの主を教えてくれました。

犯人は肉屋の犬「にくやまにくえもん」だったんです!

モグラくんは、にっくき「にくやまにくえもん」の頭の上にうんちをぽとんと落としてやったんですよ。

最後は、みんなモグラくんを応援していました。

うんちが出てくる楽しいお話でした。

■紙芝居

『どっちだ?』

どっちに入っているかを、子どもたちに当てさせる参加型の紙芝居です。

両手のどっちに泥団子が入っているかな?

どっちのたまごが先に割れてヒヨコが生まれるかな?

どっちの足の下におせんべいがかくれているかな?

最後は、どっちがお友達かな?

 

でも「どっちがお友達かな?」だけは、「どっちかじゃなくて両方です」というオチがついて、みんな「な~んだ!!」ってブーイング。

当たったり、外れたり、一喜一憂で大盛り上がりでした。

 

■絵本

『はらぺこあおむし』

葉っぱの上の卵からあおむしが生まれました。

あおむしは腹ペコで、いっぱい果物を食べて行きます。

いっぱい食べてお腹がいっぱいになったあおむしは、おおきなさなぎになり、美しい蝶に変身しました。

色がとてもきれいな絵本の定番作品です。

■絵本

『どうぞのいす』

うさぎさんが作った小さないすには「どうぞのいす」という看板がついています。

そこへやってきた、ロバさんがお昼寝をしているうちに、いすの上においたどんぐりが、くまさん、きつねさん、りすさんによって、最後はくりに変わっているという、可愛いお話です。

動物たちの思いやりが心を温かくしてくれる可愛いお話です。

■絵本

『ぎゅっ』

さるさん、ライオンさん、ぞうさん、かばさん、カメレオンさん、きりんさん・・・、

みんな抱き合って「ぎゅっ」てするとなんだか、幸せな気分です。

みんな仲良くなったみたい。

あなたも周りの人とギュッとしてみてください。

■紙芝居

『あしあとだあれ』

けんちゃんが、いろんな動物のあしあとを見つけに行きます。

けんちゃんは靴をはいていたので、あしあとがのっぺらぼう。

「変なあしあとだね」ってみんなに言われます。

でも、靴をポーンと脱ぎ捨てたら足が出てきて、ちゃんと5本指のあしあとがつきました。

動物さん達といっしょです。

「みんなも、自分のあしあとをつけてみようね」ってお話しました。

かがやく未来 勉強会のご報告

9月12日(土)13:30~15:30

D3カンファレンスルームにおいて「勉強会」を開催しました。

今回のテーマは「患児のきょうだい支援について」です。

”シブリングサポートたねまきプロジェクト”、略して ”しぶたね” の代表・清田悠代さんと、眞利慎也さんをお招きして、活動の内容をお話していただきました。

 

 

シブリングとは英語でsibpng=きょうだい(兄弟姉妹)の意味で、入院中の患児のきょうだいを支援するために2003年11月に作られたスタッフ5名のボランティアグループです。

大阪市立総合医療センターを拠点として活動されています。

 ”しぶたね” の主な活動内容は以下の3つです。

1.年1回の「きょうだいの日」の開催

2.月2回 病院で面会中の保護者を持つきょうだいと遊ぶ活動

3.きょうだいの現状を広く知らせ、支援の種を蒔く活動

 

子どもが難病で入院すると、親御さんたちは入院した患児につきっきりの生活になります。

毎日が精いっぱいです。

これは『かがやく未来』の事務局メンバー全員が経験しています。

でも、きょうだいもまた、同じように驚き、傷つき、不安になったり心配したりしています。

そんなきょうだいが抱くいろんな感情についてお話しされました。

「不安感」「罪悪感」「過剰な同一視」「困惑」「憤り・恨み」

「プレッシャー・将来への不安」「孤立・疎外感」などがそうです。

 

 

そんなきょうだいの心の負担を少なくしたいというのが ”しぶたね” さんの願いです。

 

『かがやく未来』のスタッフも、一人一人が入院中・退院後のきょうだいとの関わりの経験を話しました。

少しでも入院中のお母様方の参考になればと思います。

 

私が一番感動した ”しぶたね” さんからのメッセージは「私たちがたくさんの準備をしたイベントで、きょうだいたちが見せてくれる笑顔は親御さんなら1分で引き出せる笑顔です。きょうだいはいつでも待っていますので、ぜひ、大好きな気持ちを伝えてあげてください。」という言葉です。

そして、こんな賞状を頂きました。

 

 

お子さんの名前と、お子さんの大好きなところを書きこんできょうだいに渡すというものです。

普段、こういうふうに面と向かって「あなたのこういうところが好きよ」なんてなかなか言えません。

親子なんですから、「こんなにあなたのことを愛してるよ」と伝えるだけで、いろんな問題が解決されるんだな、と心から思いました。

 

大変、参考になるお話を聞かせていただくことができました。

そして、近い将来に「京都府立医大病院」内でしぶたねさんの「出前きょうだいの日」が開催されることを切に望んでいます。

 

 

清田さん、眞利さん、ありがとうございました。

ウェブサイト:シブリングサポートたねまきプロジェクト「しぶたね」

09月11日のきらりん文庫

今回は、きらりん文庫のブックカートがどんなふうに病棟を巡回しているのかを写真でご紹介します。

『かがやく未来』のスタッフは、黄色いエプロンをして名札を付けています。

病棟で見かけたら、気軽に声をかけてくださいね!

まず、貸出しの巡回に行く前に、2週間前に貸し出した本を回収に回ります。

 

 

返却された本は、殺菌・消毒してまたブックカートに戻します。

 

かがやく未来のメンバーが少しずつ絵本を買い足していますので、ずいぶん蔵書が増えました。

本棚は表と裏にありますので、この写真のほぼ2倍の本を備えています。

いろんな年齢のお子さんや、お母様方に読んでいただきたいので、もっと本をそろえたいと思っています。

今日は、小学生の男の子二人が真剣に本を選んでいる姿を見て、「この子どもたちが、入院中に読書好きになってくれればいいな。」と思いました。

きらりん文庫の活動では毎回、新たな発見があります。

蔵書を充実させて、入院中のみなさんに喜んでもらえるように

頑張ります。

09月11日

今日は「きらりん文庫」の活動日と重なったため、手分けして活動してきました。

イオン久御山・・・ひろやんとサポーター2人

イオン五条・・・・ゆみちゃんとサポーター2

人いつもよりお客様が少なく感じましたが、あるお婆ちゃんが「今日はイエローの日やな。頑張りや」と声をかけてくださったり、中学生の男の子数人がこの活動は何か聞きに来てくれたり、とても嬉しかったです。

気分よく、秋晴れの中自転車で帰宅しました!

 

久御山店

 

 

五条店

08月28日のきらりん文庫

今回のきらりん文庫は、子どもたちは勿論、お母さんが楽しそうに絵本を選ぶ姿が多く、嬉しく思いました。

入院して、初めて「うわぁ、こんなたくさん本がある!」と近づいてきてくださったり、一度本を借りたことがあるお母さんが「ここの本、楽しいよ。赤ちゃんでも、色を見せて、お母さんが読んであげたらいいよ」と積極的に勧めてくださったり、とても嬉しいコミュニケーションだなと思っていました。

「きらりん文庫」スタート当初は、私たち『かがやく未来』のスタッフと子どもたちのかかわりを大切にしたいと思っていましたが、こうしたお母さん同士の会話が、絵本をクッションにして広がることは、

とても大切だと感じました。

08月28日のおはなしバスケット

■手あそび

「これからみんなでピクニックにでかけまーす!」の隊員の言葉で、片手をお皿、もう片方の手で、串・はし・フォークに変身させ、最後は両手でおにぎりをにぎります。

みんなに何おにぎりが好きか尋ねたところ、1位-しゃけ、2-位うめぼしでした。

最後にもう一度そのおにぎりをにぎって「いただきます!」をして、食べるマネをしました!

■絵本

『めっきら もっきら どおん どん』

かんたくんが、遊ぶ友だちがいなくて、神社で暇にしていました。

すると、風が吹き、何やら穴の中から声がします。

その穴を覗き込むと・・・穴に吸い込まれて落ちてしまいました。

そこへ、へんてこな三人組が現れました。

 

名前は、

“しっかっかもっかっか”

“おたからまんちん”

“もんもんびゃっこ”  です。

この名前に、子どもたちも、お母さんも大笑い!

 

さて、この先どうなるでしょう?

ある言葉がきっかけで、かんたくんは・・・続きは絵本を読んでみてください!

↑ある言葉(長いおまじない)があるのですが、この言葉をかまずにスラスラ言えるか、お話バスケット隊員は気合が入っていました!

■紙芝居

『こぶたのころちゃん』

今日は、雨の日です。

こぶたのころちゃんは、黄色い長靴と傘を用意してでかけます。

隊員が読んでいると、真剣にきいていた男の子が小さな声で「ぼくのながぐつもきいろ!」とささやいていました(笑)

 

ころちゃんが歩いていると、突然自分の所だけ雨が降らなくなりました。

「周りは降っているのにおかしいな?」と、みんなで考えました。

でも、わかりません。

答えは・・・ぞうさんが大きな傘を持ってころちゃんのそばに立っていたのでした。

答えを知った子どもたちやお母さん、保母さんも、「そういうことかぁ!」と納得していました。

■大型絵本

『しりとりだいすきなおうさま』

ある王様は、物をしりとりで並べないと気がすみません。

窓 → ドア → アルバム → 虫めがね → ネコ・・・。

王様は食事の時も、しりとり順のオカズじゃないと怒ってしまいます。

しかも、大好きなプリンで最後はしめてほしいわがまま王様です。

 

サンドイッチ → ちくわ・・・・・・アスパラ → ラーメ

王様は「・・・って、プリンがまだなのに終わってしまったじゃないか!」と家来たちに怒ります。

 

家来たちは考えました。

すこし王様をこらしめてやろうと トースト → トマト → トースト → トマト・・・ を繰り返しました。

王様は、「もうしりとりは嫌だ!」と諦めました。

読み終えると、見ていたお父さんや保母さんが「プリン、食べれなかったなぁ」と言いました。

みんなで笑っていると、あるお母さんが「アスパラって、アスパラガスやん。そしたら  “アスパラガス → スープ → プリン”  で終われるのに~!」と話していたんです。

とても賢いことを言ってくれて、皆で拍手しました!

■大型絵本

『ぼくのくれよん』

隊員が題名を言うとすぐに「知ってる~!」と言ってくれ、「ぞうさんのくれよんや」とご丁寧に答えも言ってくれました。

お母さんは思わず「こらっ!」とおっしゃっていましたが、それが子どもの姿で、みんなかわいくて大笑いしていました。

 

そう、このくれよんはネコの大きさほどのぞうさんのくれよんです。

ぞうさんが青いくれよんで大きな丸を塗りつぶすと、カエルが池と間違えたり、赤で描くと、動物たちが火事と間違えて逃げたりします。

ページをめくるたびに、ある女の子は「うわぁ~!」って言って驚いていました。

 

 

今月のメダルは「みーちゃんチのヤドカリっち」です。

08月14日のきらりん文庫

今日はお盆の真っただ中ということもあってか、病院全体がいつもより静かに感じました。

でも、病棟の子どもたちにとってはお盆なんて関係ありません。

小児病棟の中に入ると、自分の息子が入院していた頃を思い出します。

「あの時も、この病棟には盆も正月もなかったな・・・・」と。

病棟内では、季節や時間が止まってしまうんです。

そんな環境だからこそ、子どもたちに絵本を届けて、本の世界で遊んでほしいなと思います。

今日は、赤ちゃんのお母さんから参考になるお話を聞くことができました。

赤ちゃんはまだ字が読めないけれど、絵本を手にとってページをめくることを楽しみます。

そんなお子さんは、柔らかい紙の本だと破ってしまうので、ハードタイプの絵本(全頁が厚紙の本)だと安心して持たせることができるそうなんです。

赤ちゃんが絵本に親しむために、ハードタイプで小さいサイズの絵本を少し増やしていこう、と思いました。

一人一人の、お子さんやお母さん方との触れ合いの中から、私たち『かがやく未来』にとって大切な意見をいただくことができます。

そんな意見をきらりん文庫に反映させていくつもりです。

08月11日

夏休み中であることと、お盆休みであることもあって、たくさんの方がレシートを入れに来てくださいました。

あるお婆ちゃんが私の所に来て「いったいこれはなに?」と聞いてくださいました。

私が答えるとレシートをカゴに入れてくださいました。

その直後

「あっ、ごめん。お隣の小さいおじょうちゃんにあげることにするわ。ごめんな。」

と言われました。

私は、ニコニコしながら、嬉しいやら、娘にやられて悔しいやら、複雑でした(笑)

 

夏休み交流会 のご報告

8月6日、1時半~4時半頃まで、丸太町にある「こどもみらい館」にて夏休み交流会を行いました。

入院中の方、退院された方、久しぶりに参加してくださった方、そしてかがやく未来のスタッフと、とても大切な交流の場ができてよかったと思います。

 

まず始めに、ボランティア活動に快く協力してくださったアロマセラピストの先生に来ていただき、アロマセラピーとは何か、香りが体に入っていくとはどういうことか、アロマオイルの正しい使い方について、実際のマッサージの仕方を教えていただきました。

皆さん、興味深い内容に釘付けで、しかも、部屋じゅうがとてもいい香りに包まれ、素晴らしく気持ちいい時間を過ごせました。

 

 

最後に親子でマッサージをしたのですが、これも親子でコミュニケーションがとれたり、お子様連れじゃない方は女同士で「気持ちがいいよね~いい香りやね~。主人にやってもらいたいわ。」

という楽しい会話が聞こえました。

快くこの活動に協力してくださった先生に感謝したいと思います。

 

 

次に、お菓子や飲み物を囲んで、気楽に茶話会です。

始めは皆さん少し緊張されていたようですが、話すうちにいろんな意見が出て、嬉しかったです。

病気としては、固形腫瘍、血液疾患、と一人一人が様々で、入院経験も、スタッフの時代、その次の時代、そして最近の時代と大きく分けて3つに分かれたため、自分の時代とは様変わりしている病院の話が聞けて、とても勉強になりました。

また病気のことだけでなく、晩期障害について実際に今、向き合っている方が数名おられて、私自身感じたのは「それを受け止め、前を向いて、一番いい方法を考えていくお母さんの姿勢」に、尊敬しました。

また、3年後に府立医大が新しく生まれ変わる「小児医療センター」に期待するとともに、こうあったらいいなという希望を持っているお母さんが多いことも確認しました。

『かがやく未来』ではそんな意見も聞けてとても有意義な時間だったと思います。

 

最後に子どもたちがお楽しみの「ビンゴゲーム」をしました。

景品には、私が言うのもなんなのですが、素晴らしいものばかり!

男の子に限らず女の子にも人気だった「サッカーゲーム」は、一番初めにビンゴになった子が無事ゲット!

「キティちゃんのお弁当箱」を嬉しそうに手にする女の子が2番目にゲット!

リーチになる子も出てきて、それはそれは、大盛り上がりでした!

玉をまわすスタッフの目の前を陣取って、「おしいー」だの、「ないー」だの、うるさく一回一回反応していたのは・・・すみません、さくらもちの娘です。

 

とても楽しく「夏休み交流会」を終えることができました。

今回来られなかった方にはうまく日程が合わずに残念ながら参加できなくて、悔しがってくださった方が多くいらっしゃいました。

また、企画したいと思いますので、ぜひご参加ください。

07月31日のきらりん文庫

今日のきらりん文庫で初めて、貸し出しカードがいっぱいになって2枚目を作ったお子さんがいました。

その子はいつも楽しみにしてくれていて、お母さんも「本が増えてきていますね」などと嬉しい言葉をかけてくださいます。

新しいカードには『2』と入っています。ご本人の希望です。

きらりん文庫では、中学生や高校生向けの小説もありますが、絵本が人気です。

入院している子どもの年齢にもよるのですが。

この間から入院している少し大きな女の子は、前回小説を借りてくれました。

今日まわっていくと「次の日には3冊とも読んでしまったので、長い小説を借りたい」と言って、厚い小説を3冊選んでくれました。

話題の作品など、小説もいろいろ用意しておいてよかったと思った瞬間でした。

07月17日のきらりん文庫

きらりん文庫を始めて4か月。活動が定着してきたなあと思う瞬間も増えてきました。

「あれ?本が増えてますよね。」という付き添いのお母さんの何気ない一言も、実は私たちには嬉しい言葉です。

そして、いろんな発見があるのも醍醐味です。

どんなに小さな子でも、本に対して“好み”があります。

お母さんや私たちが「こんなのはどうかな?」って勧めても、好みでない本にはしっかり首を横に振ります。

文章を読んでるわけではないので、おそらく絵の印象で決めているのでしょうね。

「じゃ、これはどう?」って渡した時に、「おっ・・」という感じで受け取ってくれたら、「ヤッタ!好みに合ったかな」と思わず嬉しくなります。

今日は、お母さんがお出かけ中の子と一緒に本を選びました。

あれやこれやと迷いながら選ぶのは、私たちにとってもとても楽しい時間です。

自分でしっかり3冊を選んだ姿は、なんだかちょっと誇らしげだったな。

そんな子どもたちの姿に、私たちは力をもらっていると感じます。

07月17日のおはなしバスケット

今月の手あそびは「かなづち トントン」でした。

手・足・頭まで使ってかなづちを打ちます。

1本と2本は手、次に3本と4本は足もプラス。

最後は頭まで使ってかなづちを打ちます。

腹筋も鍛えられるとはいえ、最後には隊員たちはヘトヘトです!

※今月はデジカメ持参するのを忘れてしまって、写真がありません。ごめんなさい。

■紙芝居

『おおきく  おおきく  おおきくなあれ』

みんなのこの掛け声で小さな物が大きく変身します。

ぶたくん、たまご、そしてケーキも・・・。

と思ったら、最後のケーキはみんなの声が小さくて、中途半端な大きさにしかなりません。

さて、おおきくなるかな?

紙芝居をめくって大きくなった物を見た子どもたちの目がまんまるでした!

■大型絵本

『きんぎょがにげた』

いつもは絵本で読んでいるこのお話、今回は大型で登場です!

金魚鉢にいた金魚がいろんなところに逃げました。

それを探すのに大変!

・・・かと思ったら、子どもたちはすぐに指をさしだし、「ここ!」と正解を答えてくれました。

■絵本

『おまかせコックさん』

小さな小人くんたちが、おいしそうな食材をもとに、おいしいサンドイッチを作る様子が美しい絵で描かれている絵本です。

りんご・きゅうり・チーズ・バナナ・ソーセージ・トマト・レタス・たまご・・・。

お話を読んでいるこの時間はお昼前。

だから本当にお腹がすいてきたお話に、みんなでお腹を押さえました。

■絵本

『はらぺこあおむし』

皆さん、ご存知の有名な絵本です。

あおむしくんはいろんな物を食べ過ぎてお腹を壊してしまいます。

でも最後には原点に戻り、葉を食べます。

するとお腹も治り、あおむしがさなぎになり・・・最後は皆さんご存知ですよね?

しかけ絵本を楽しそうにさわっていた子がいました!

■絵本

『歯がぬけた』

保母さんが大好きな絵本登場です!

ある男の子は夕飯中に下の歯が抜けました。

そこからいろんなことを想像し、いろんなことを試す男の子。

最後には抜けた自分の歯をとっておいて、自分がお爺ちゃんになった時に入れ歯にするため残そうとします。

それをバカにするお母さん。

お父さんやお母さんとの会話がとにかく愉快な一冊です。

お話を読み終わると「うちも歯を残してる!」と、入院中の方やお話バスケット隊員までもが言い出し、みんなで楽しく会話しました!

■絵本

『ちょっとだけ』

今、話題の絵本です!

入院中の方に知っているお母さんがおられました。

ある女の子の家に赤ちゃんが産まれました。

嬉しいことなのだけれど、お姉ちゃんになった女の子はいろんなことを我慢して、いろんなことを自分でしていこうと、赤ちゃんに忙しいお母さんに気遣いします。

一人で牛乳を入れる→ほとんどこぼれるけれど、ちょっとだけいれられた

一人で髪をくくる→へただけど、ちょっとだけくくれた。

一人でパジャマを着る→2つだけボタンがとめられた・・・。

切ないけれど暖かい絵本に、読んでいる隊員は涙が出そうになりました。

事前に撮影してあった、今月のメダル「かがやく未来へGO!」です。

07月11日

今回はスタッフの都合がつかず、残念ながら久御山店の活動は不参加でした。

五条店のみで頑張ってきました。

 

途中、娘の頭をなでて、「頑張ってるなー」と言ってくれたお爺ちゃんに喜んでいた娘でした。

一人だけかと思いきや、今日はなぜか3人のお爺ちゃんが娘の頭をなでてくれました。

不思議だけど、娘にとっては嬉しい出来事でした。

京都新聞に紹介されました

7月10日付、京都新聞の朝刊に『かがやく未来』の活動が大きく紹介されました。

「ひと  フォーカス」というコーナーで、『かがやく未来』の代表にスポットを当てた形で、活動内容を紹介されています。

地元紙に、このように大きく取り上げていただくことで、京都府民の方々に私たちの活動を知っていただける機会になればうれしいです。

07月03日のきらりん文庫

今回新しく登場した、赤ちゃん絵本やお母さんへの本です。

 

 

赤ちゃん絵本

「ぴょーん」・・・いろんな動物がページをめくるとぴょーんと飛び跳ねます。

「はたらくくるまブルブルン」・・・男の子必見!いろんな車が出てくるよ。

「ぎゅっ」・・・言葉はほとんど”ぎゅっ"しか出てきません。絵の雰囲気がとても暖かいのです。

「れいぞうこ」・・・楽しい冷蔵庫の中身が楽しく描かれています。お母さんも思わず笑顔に!

「ベビープーのいっしょにあそびましょ」・・・皆、大好きプーさんの登場です!

話題の絵本

「はっきよい畑場所」・・・話題のかがくいひろしさん作の絵本がきらりん文庫にやってきました!

お母さんへの本

「ちいさなあなたへ」・・・一人の子どもを赤ちゃんから大人まで育てる、お母さんの気持ちが愛しく描かれています。涙が出る一冊です。

 

そして今回も嬉しいエピソードがありました。

ある男の子は、初めのうち、きらりん文庫のブックカートが自分のベットの目の前に来ても、本はいらないと言っていました。

次にきらりん文庫がやってきた時は、スタッフの「こんなのどう?」という声かけとともに手渡しされた本を、一度読んでみようと初めて借りてくれました。

そして、今回、まず、本の返却に病室へお邪魔すると、もうすでに次の本を借りようと、ベットから身を乗り出して本を探そうとしてくれました。

借りてもいいのは3冊までですが、彼は1冊だけをいつも大切に手にとってくれます。

私(さくらもち)はあの姿を見た時、涙が出そうになりました。

イベント「勉強会」終了のご報告

6月6日の『かがやく未来』のよるイベント「勉強会」が無事終了しました。

入院中、そして退院したお子さんのお父さん・お母さん合わせて20名の参加となりました。

 

 

ドクターによる採血データの解説は「なるほど」の連続!

皆さん、ペンを走らせていらっしゃいました。

データの各項目を一歩掘り下げた内容や、大人との違いなどのお話は、とても勉強になりました。

でも、ドクターの

「採血データがすべてではなく、一番大事なのは患者さんのその時の状態。採血データに一喜一憂する必要はないんですよ。」

という言葉が印象的でした。

データを参考にしつつ、子ども自身の状態にうまく寄り添っていければいいなと思いました。

 

終了後も先生とお話される親ごさんたちもあって、

いつもとはまた違った時間を過ごしていただけたかなと思います。

06月19日のきらりん文庫

今日のきらりん文庫は、新しいスタッフが2名初参加でした!

2人ともニックネームをただ今思案中。。。

スタッフはみんな名札にニックネームを書いていますので、チェックしてみてくださいね。

毎回、子どもたちが自分で本を選んでいる姿を見ると、私たちはとっても嬉しい気持ちになります。

そして、「もっとたくさん本をそろえるぞ~」と心の中で思います。

小さな子が多いので、やっぱり絵本は人気。

ちょっと大きい子どもたちにとっても、「どんな感じの本がいいか」私たちもちょっとずつわかってきました。

治療でしんどくても、読んでみようと思ってもらえるような本を、これからも少しずつでも増やしていきますね。

皆さん、楽しみにしていてくださいね。

06月19日のおはなしバスケット

新型インフルエンザの影響で、約2ヶ月ぶりの「おはなしバスケット」でした。

■紙芝居

『もりのブランコ』

くまさんは、お父さんにブランコを作ってもらいました。

そこへ、うさぎさんがやってきて、「のせてー」と言います。

でもくまさんは「だめだめー」と、いじわるを言います。

いろんな動物たちが乗せてほしくてやってくるのに、その度に「だめだめー」と言うくまさん。

最後には、動物たちがお互いわがままを言い合い、困った顔の木のおじさんが登場します。

お話バスケット隊の「だめーだめー」のあまりのリアルさに、子どもたちは本当に自分が言われてるみたいに、目がまんまるでした!

■大型絵本

『ももたろう』

皆さんご存知の「ももたろう」が大型絵本で登場!

隊員がその本を持って登場すると、その大きさにお母さんも大喜びで「お~!大きいなぁ」と喜んでおられました。

最後に無事鬼を退治して思わず拍手がでましたよ!

 

■絵本

『おひさまとおつきさまのけんか』

お月様が、自分が空に登る時間に遅刻しました。

お日様は「おそいぞ!」と怒ります。

でも、お月様は素直に「ごめんなさい」が言えません。

2人はお互いプンプン怒ります。

お日様は熱い息を「ふぅー」と吹きかけ、お月様は冷たい息を「ふぅー」と吹きかけます。

この「ふぅー」と隊員が言ったタイミングで、赤ちゃんが大きな声で「ふぅーーーー」と言い、そのタイミングのよさに皆で大笑いしました!

■絵本

『てんさらばさら  てんさらばさら』

皆さんは「てんさらばさら」って何かご存知ですか?

自分が小さい頃に読んだという記憶がある方もおられるかもしれません。

この本には大切なことがたくさん書かれています。

おばあちゃんから受け継いだ大切な「てんさらばさら」は、幸せがたくさん増える、魔法のふわふわしたあたたかい「ある物」です。

おしろいをかけるとどんどん増え、幸せもどんどん増えます。

でも最後には、ある出来事がきっかけで、本当の幸せとは何かご主人様が教えてくれます。

その言葉に、読んでる隊員も感動です。

■絵本

『だるまさんと  だるまさんが  だるまさんの』

今、話題の  かがくいひろしさん作  の絵本を用意しました!

これは確実に大笑いし、ほっこりします!

隊員の娘たちも大好きです。

その面白さに、かわいさに、子どもたちも、お母さんも、保母さんも皆、大笑い!

どんなものか・・・それは絵本を手にとってみてください!

今月のメダルは、ゆみちゃん力作の新作が二つでした。

「雨の日大好き♪カバくん」と「ラクダくんのこいのぼり」どちらも好評でした!!