みなさん、あけましておめでとうございます!!
暗いニュースの多かった2011年。
年も改まり、気持ちを新たに今年は明るい話題でもちきりの一年になりますように。
さて、今日からかがやく未来の活動も始動いたしました!
「きらりん文庫」の活動でぺこちゃん、ぽこちゃん、みやちゃんの3人で病棟を巡回しました。
年末年始を挟んで、貸出期間が長かったため、多くの子どもたちが私たち”きらりん文庫”のメンバーが訪ねるのを待ってくれていました。
目を輝かせて本をじっくり時間をかけて選ぶ子もいれば、もう借りる本を決めていて、あっという間に3冊手に取っている子もいます。
お母さんも「普段は全く読まないんだけど、これ、面白そうだな~借りてみようかな~」という方が結構おられます。
「きらりん文庫」は入院患者のお子さんはもちろんのこと、付き添いのお母さん、お父さん、おばあちゃん、おじいちゃんが読まれても楽しい大人の本、文庫本も沢山あります。
それから、生後1~2カ月で「本なんかまだ読めません」と言われるお母さんが多いのですが、絵本に「早すぎる」ということはないんですよ。
生後間もない赤ちゃんでも、お母さんのおっぱいを探すために二つの点を認識したり、「顔」のような形のものを目で追う習性があります。
赤ちゃん用に”原色で美しいはっきりした色”や”顔を認識させるような形”の赤ちゃん絵本がたくさんあります。
赤ちゃんのお母さんも、是非一度赤ちゃん絵本を手にとってご覧ください。
きっと赤ちゃんの五感を刺激することでしょう。
それから、リクエストもどんどん受け付けています。
もっといい絵本や本をたくさん入れていきますので、どうぞ期待して待っていてください。
では、また2週間後にお会いしましょう!!
今年で7回目を迎える「小児がんゴールドリボンキャンペーンJAPAN2012」が、今年も昨年と同じ会場「銀座十字屋ホール」で開催されます。
日時:2012年2月18日(土) 【開場13:00 開会13:30 閉会16:00】
場所:十字屋ホール(東京都・銀座)
入場:無料
主催:小児がんネットワークMNプロジェクト ゴールドリボンキャンペーン実行委員会
共催:NPO法人 アジア・チャイルドケア・リーグ
後援:厚生労働省 東京都
協力:株式会社メディエイド グループ・ネクサス
(プログラム)
第Ⅰ部 小児がんとゴールドリボンのお話
「つくる」を楽しむ~ゴールドリボンレイを作ろう~
第Ⅱ部 絵本朗読「小さなライオン」
作者 エイキ ミナコさん(小児がん経験者)のお話
詳細はホームページをご覧ください。
http://www.accl.jp/mnproject
事務局 代表 小俣智子
〒164-0001 東京都中野区中野5-32-11 シティプラザ中野504-14
E-mail : mnproject@tenor.ocn.ne.jp
今日のきらりん文庫の移動図書ボランティアは、ぺこちゃん、ぽこちゃん、みやちゃんの3人で活動しました。
新病棟の新小児医療センターに移ってから2度目の活動で、私たちかがやく未来のボランティアスタッフも緊張の色を隠せません。
ドキドキの移動図書となりました。
美しい新病棟で、しかも小児科の入院棟がワンフロアーとなったことは活動には大変ありがたいことです。
気持ちも引き締まる思いです。
今日はうれしいことがたくさんありました。
それは、午後から院内学級に通う小学生軍団が、学校に行く時間が迫っているのに、「きらりん文庫」のブックトラックをとり囲み、「本を借りてから学校へ行くねん!」と本の貸し出しを優先してくれたことです。
「本なんか興味ない」と言われるよりずっとうれしい出来事でした。
まだまだうれしいことは続きます。
私たちが各お部屋を廻っていくのを、ベッドの上で首を長くして待ってくれていて、訪問すると「借りる本、もう決めてあるねん」と目をキラキラさせている子たちが数人いたことです。
”待ってくれていること”ってうれしいですね。
あるお子さんは、借りている本を返す時、名残惜しくて泣いてしまったんですよ。
なんて可愛いエピソードでしょう!
そして、初めてきらりん文庫を利用される赤ちゃんのお母様方が、すごく楽しそうに赤ちゃん絵本を手にとって選んでくださったことも私にとってはうれしい出来事でした。
本を借りる子どもたち、お母さんたちと「この本がおススメですよ~」とか、「これはこういうお話で、年代を問わない名作です」とお話ししたり、また「本のことは良く分からないので推薦の本はありますか?」と言うお母さんと、絵本談義に花を咲かせたり・・・・
病棟にも絵本や人との新しい出会いがたくさんあります。
今日は、全部で約90冊も貸し出されました。
もっともっと良い本を増やして行こうと思います。
今回新しく入った本は「はいいろぐま ワーブ」です。
今日のきらりん文庫の活動は、新病棟への引越しを控えているため、休止しました。
そのため、現在貸出中の本の回収のみに病棟を回りました。
今日の活動はみーちゃんとみやちゃんの二人です。
入院中の患児さんのおばあちゃまから、大変嬉しいお手紙をいただきました。
その内容は「絵本って素晴らしいです。きらりん文庫の活動に感謝します」というものでした。
絵本の魅力は年齢を問わず、人の心に光を当ててくれます。
これからもそんな素晴らしい絵本と出会えるようにお手伝いできればと思います。
今回新しく入った本です。
本の名前は「よいこのおりがみシリーズ①~⑤」
”おめんとかざり”
”のりもの”
”とりのくに”
”はなとむし”
”すいぞくかん” の5冊と、
「NATIONAL GEOGRAPHIC」森と生きる です。
今日のおはなしバスケットはみーちゃん、ひろやん、みやちゃんの3人で活動しました。
夏休み中ですが、病棟内の雰囲気も子どもたちの年齢層も普段とそんなに変わらなかったと感じました。
まず、大人気の”かがくい ひろしさん”作の絵本
「だるまさんが」と「だるまさんの」
このだるまさんシリーズは泣いている赤ちゃんも笑顔にさせるほどの魔力を持つ絵本です。
今日も可愛い赤ちゃんの笑顔をたくさん見ることが出来て、私たちまでHAPPYな気持ちになれました。
■大型絵本
『たまごにいちゃんぐみ』
たまごにいちゃんの”たっくん”と”まーくん”と”ごーくん”は、カラを破らずに卵から出ないことをポリシーにしている3人組。
でもその3人のカラが次々に割れて・・・
さあ、たまごにいちゃんぐみはどうなるのでしょう?
続きは絵本で読んでみてくださいね。
■紙芝居
『おまめくん、パチパチ』
主人公のおまめくんが、高い木に飛び乗ったねこちゃんにパチパチ。
お手のできたワンちゃんにパチパチ。
そして最後はご飯を全部食べたおまめちゃん自身にパチパチ。
そうです、パチパチは「すごいね~えらいね~」という褒める時の拍手です。
みんな一緒にパチパチしました。
■絵本
『まゆとおに』
この絵本は”こどものとも”シリーズの有名なお話です。
やまんばの娘の”まゆ”と鬼のやりとりや、お母さんの言い付けをよく守るまゆ。
そして最後にはまゆを食べようとしていた鬼さんと仲良くなってしまうまゆとおかあさんのやまんば。
いろんなメッセージの込められたほんわかするお話です。
■絵本
『もくもくやかん』
日照りで雨の降らない土地に4種類のやかんさんたちが、一生懸命湯気を立てて雨をふらせるという楽しいお話です。
う~んと気張って湯気をたてようと頑張るやかん達の様子がなんともユーモラスで楽しいお話です。
■今月のメダル
今日の活動には、来月から入ってくださるかがやく未来の新スタッフの方も見学参加していました。
おはなしバスケットに新メンバーが加わって新しい風を吹かせてくださるのを楽しみにしています。
ぺこちゃん、ぽこちゃん、みやちゃんの3人で病室におじゃましました。
D3病棟、子ども4号、子ども6号と3か所巡回すると、いろんなお子さんやお母さんとの出会いがあります。
赤ちゃん絵本の貸し出しが一番多いんですが、今日は小学生の男の子が野球選手のイチローの本を借りてくれたことがとても印象に残りました。
「ゆっくり読んでね」と声をかけると、「ハイ!!」と元気のよい返事が帰って来ました。
このぐらいの年齢のお子さんにもっと本を読んでもらいたいと思いました。
子ども4号での貸し出しが始まって、満タンのブックトラックが帰りは棚がスカスカに。
うれしいことですね。
この猛暑の季節。お部屋でたくさん本を読んでくださいね。
今日のおはなしバスケットは、みーちゃん、ひろやん、さなーちょ、けいちゃん、みやちゃんの5人で活動しました。
■手あそび
■絵本
『なーんだなんだ』
黒い物体はなんでしょう?
子どもたちに問いかけますが、最初はなんだかよく分かりません。
ページが進むと、その黒い物体はパンダの耳だと分かってきます。
最後はパンダと可愛い赤ちゃんパンダの登場です。
■紙芝居
『むくむく ぽっかり ほんわりこ』
わんぱくしずく、いねむりしずく、なきむししずく、おしゃれしずくが、それぞれ”むくむく ぽっかり ほんわりこ”の掛け声で、入道雲や雨雲、雨だれ、夕焼け雲に変身していきます。
おはなしバスケット隊と子どもたちとで一緒に大きな声で掛け声をかけました。
■大型絵本
『バルボさんのおでかけ』
ワニのバルボさんが、かばんを持ってお出かけします。
しっぽが邪魔だけど、バスに乗って・・・
さてバルボさんはどこにおでかけするんでしょうか?
実はバルボさんは、動物園にお勤めだったんですよ。
動物園に出勤だったんですね。
ほっこりするお話でした。
■絵本
『てんてんてん』
ぞてんてんがたくさん、何かな?
「てんとうむし!」
ぐるぐるぐる、何かな?
「かたつむり!」
ひらひらひら、何かな?
「ちょうちょ!」
子どもたちとの掛け合いを楽しみました。
想像力を育みますね。
■絵本
『ぼくがパンツをきらいなわけ』
主人公の男の子はお風呂上がりにパンツをはくのが大嫌い。
だって動物ってパンツをはいてないのに、どうしてぼくはパンツをはかないといけないんだろう?
おまけにゴムはきついんだもの。
どうしてもパンツをはきたくない気持ち、なんだか分かりますよね。
笑いを誘う絵本です。
■ぺープサートと弾き語り
『森のくまさん』
絵本と紙芝居の読み語りに加えて、今日は初めての試みがありました。
さなーちょさんと、けいちゃんのギターの弾き語りを交えたぺープサートの劇です。
さなーちょさんのギターに合わせてみんなで「森のくまさん」を歌いながら、女の子とくまさんのぺープサートの劇を楽しみました。
全部手作りで、とても楽しい音楽劇でした。
音楽は子どもたちの興味をひきます。
音楽の嫌いな子どもっていませんね。
■今月のメダル
月は6月・梅雨ということでメダルは「かみなりさん」のデザイン。
みんな大喜びで自分のメダルにお気に入りのシールを貼っていました。
今日のおはなしバスケットは、みーちゃん、ひろやん、けいちゃん、みやちゃんの4人で活動しました。
手遊びは、いつも手遊び担当のゆみちゃんの欠席で、急きょみやちゃんが担当です。
ちょっと焦ったけど、「おべんとう箱の歌」をみんなと楽しく歌いました。
■絵本
『はくしゅぱちぱち』
ねこさんは、上手に歌を歌えました。 はくしゅぱちぱち~!
ぞうさんは、上手に逆立ちができました。 はくしゅぱちぱち~!
いろんな動物たちが、特技を見せてくれて・・・。
最後はお母さんがのりちゃんを高い高~いしてくれて、はくしゅぱちぱち~!
子どもたちも一緒にはくしゅをしてくれました。
■絵本
『しってるねん』
”こんにちは”とあいさつしたけれど・・・
あの人だれだっけ???
いろんな人を思い浮かべるけど、全部違う人です。
そんなとき、歯が痛くなってきました。
慌てて歯医者さんに行くと・・・
なんと、探していた人は歯医者さんだったんです!!
関西弁で書かれた文章が、妙に笑いを誘う面白い絵本でした。
■大型絵本
『もこもこもこ』
この絵本は谷川俊太郎さん原作の名作絵本です。
何もない、し~んとした景色の中に、なにかがもこもこと登場します。
形や色がさまざまに変化し、擬態語もさまざまに使われ、聞き手の子どもたちの五感を刺激します。
今日の子どもたちも、声もたてずに見入っていました。
つくづくいい絵本だな~と思いました。
■紙芝居
『どっちだ?』
手の中に隠したツルピカ土団子、どっちだ?
にわとりの卵はどちらが先に割れるかな?
ゾウさんのどっちの足の下におせんべいが隠れているかな?
・・・と、一つ一つ、子どもたちとやり取りしながら進めていく参加型紙芝居です。
みんな大喜びで参加してくれました。
当たると大喜び!!
最後に、「どっちかな?」って聞いておきながら、みんな仲良し、っていうオチがついたときには「それやったら聞くな~」なんていうツッコミが入って大爆笑でしたよ。
■シールえらび
■今月のメダル
今日のきらりん文庫の活動は、みーちゃん、ぽこちゃん、みやちゃんの3人でした。
きらりん文庫の活動日がちょうど4月1日になったので、今日は病棟内も人事異動が行われたばかり。
私たちが活動する小児病棟も例に漏れず、師長さんを始め保母さんも新しいお顔との初対面でした。
春は別れの季節であり、出会いの季節でもありますね。
悲しい別れと新たな出会い・・・そのご縁を大切にしていこうと思います。
活動中に、わたしたち「かがやく未来」が作成して病棟に置かせていただいている「入院生活応援ブック」の内容に関するご質問をいただいたり、HPをご覧いただいていると教えてくださったお母さんがおられました。
きらりん文庫の巡回中にも、入院中のお子さんの付き添いのお母さんやお父さん、おばあさん方とコミュニケーションをとって「人の輪」をつなげていきたいです。
このたびの東日本大震災の被災地のみなさまに、謹んでお見舞い申し上げます。
みなさまの安全と、一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。
在宅医療患者のみなさまには特に貴重な情報です。
東京電力株式会社の計画停電に伴う医療機器に関する情報等参考になさってください。
被災地のがん患者向け情報を掲載するブログが立ち上がっています。
上記サイトをご参考になってください。がん患者団体JCANが運営しているサイトです。
また、東京電力株式会社による輪番停電に係る医療機関の対応について(厚生労働省医政局指導課)
http://www.info.pmda.go.jp/info/file/2r98520000014ja3.pdf
以上の情報をご参考ください。
また、厚生労働省のHPでもごらんいただけます。
今日のきらりん文庫は、みーちゃん、ぽこちゃん、みやちゃんの3人で病棟に伺いました。
今日は、初めてきらりん文庫に出会い、本を借りてくれるお子さんと保護者の方々が多く「きらりん貸出カード」がどんどん出ていきました。
初めての方々の中には「たくさんの本が入ってるんですね~」と感動してくださる方や、きらりん文庫に入っている本をたくさん読んでいる読書家のお子さんもいて、みやちゃんは本の話に花が咲きました。
名作と言われる絵本は、年齢に関係なく人の心を惹きつけます。
ある個室を訪ねた時のこと。
一人の若い女医さんが「私も借りたいな~」と言われたので「どうぞどうぞ!!」とお勧めしました。
すると、その女医さんは目を輝かせて絵本を選んで借りられました。
こんな場面に出会うと、いい本をもっとたくさん入れなきゃという気持ちになります。
今月は東野圭吾さんの文庫本を5冊、新しく入れました。
さあ、次はどんな本を入れましょうか。
小児がんゴールドリボンキャンペーン・JAPAN・2011
ゴールドリボンを広げよう★PART2 ~「おと」を楽しむ~
の開催のお知らせです。
■日時/2011年2月19日(土)
【開場13:00 開会13:30 閉会16:00】
■場所/十字屋ホール
(東京都中央区銀座3-5-4 十字屋ビル9階)
■入場/無料
※当日の会場は入場定員130名です。
満員の場合には安全のため、ご入場いただけない場合があります。
■プログラム
第Ⅰ部-----小児がんを知ろう
小児がんのお話・・・・聖路加国際病院石田 也寸志先生
小児がんクイズ・・・・クイズ形式で小児がん用語を知ろう
第Ⅱ部-----音を楽しもう
コイケ龍一氏・渡辺ゆか氏
(親指ピアノ・アフリカンドラム・うた)
主催:小児がんネットワーク MNプロジェクトゴールドリボンキャンペーン実行委員会
共催:NPO法人 アジア・チャイルドケア・リーグ
後援:厚生労働省 東京都
協力:株式会社メディエイド グループ・ネクサス
事務局:代表 小俣智子
〒164-0001
東京都中野区中野5-32-11 シティプラザ中野504-14
E-mail=mnproject@tenor.ocn.ne.jp
2011年2月19日(土)に
「第7回小児がんの疼痛緩和をみんなで考えるシンポジウム~子どもが笑顔でいられるように~」
が開催されます。
場所は神奈川県立こども医療センターで、13:00~17:00です。
今回は、化学療法時の消化器官の痛みの緩和がテーマです。
こども医療センターの血液再生医療科医師2名と、歯科科長が口腔内、粘膜、消化管の症状緩和について、基調講演します。
お申し込みは、なるべく2月5日(土)までに、肝芽腫の会のメールアドレスまで。
以下の内容を書いてお申し込みください。
参加費は無料です。
・患者、医師、その他のどこに属すか
・参加人数(大人○人、子ども○人)
・保育希望の有無。
NPO法人ゴールドリボン・ネットワークから、小児がんチャリティコンサートのお知らせです。
11月30日(火)に、小児がんの子どもたちのためのチャリティ公演「ごえんなこんさーと」が、千葉県市川市行徳文化ホールで行われます。
女優の竹下景子さんの司会・朗読や筧千佳子さんのピアノ演奏などが行われます。
参加希望の方がおられましたら、下記のホームページよりお申し込みください。
http://goennaconcert.web.fc2.com/
また、同じ内容のチャリティコンサートが
2010年12月4日(土)に宝塚ベガホール
2010年12月5日(日)に神戸文化ホール
で開催されます。
チケット購入ご希望の方は、上記ホームページよりお申し込みください。
■手遊び
『ごんべさんの赤ちゃんが風邪ひいた』
まずは、スタッフがほっかぶりの説明をしました。
大きな風呂敷のような布があればよかったのですが、家に小さいのしかなく説明が中途半端でしたが、子どもたちがこちらを興味深く見てくれました。
「ごんべいさんは慌てて湿布しちゃったけど、みんなは風邪をひいたらどうする?」
とスタッフが聞くと、あるお母さんが「点滴ーーー!」と答えて下さり、みんなで大ウケしました。
■大型絵本
『ぼくのくれよん』
以前にも読んだ大型絵本です。
大きいクレヨンが登場し、このクレヨンの持ち主がゾウだとわかると、嬉しそうににっこりしてくれた男の子がいました。
なぜかというと、自分が好きなフィギュアの中にゾウがいたからです。
ゾウは水色や黄色で大きく色を塗ります。
それを見たいろんな動物たちは池やバナナに間違えてしまうお話。
最後には美しい虹を描くゾウさんのお話です。
■紙芝居
『しりなりべら』
これは古い民話の笑い話です。
しりなりべらとは、おしゃもじ=へらの名前。
表の赤い方でお尻をなでるとおならが止まらなくなります。
そして裏の黒い方でお尻をなでると、なぜかおならが止まります(笑)
このへらを利用して、主人公の”あにさ”がいろいろ得をして、最後はおならの止まらなくなった長者の娘と結婚してしまうというお話。
とにかく「ぺっちくぽっちく、とっぴんぴん、ぽっぽこぽっぽこすってんてん」というみやちゃんの言い方が最高で、見ていたお母さん方も笑っていました!
■絵本
『まるまるまるのほん』
この絵本には○しか描いていません。
なのに、「こんなに面白い話ができるなんて凄い!」とスタッフ全員で尊敬していました。
○を触ったり、クリックしたり、本を傾けたりすると次のページが面白いことになっています。
プレイルームに来てくれた子どもたちはもちろん、今回初めてベッドサイドでお話を届けることができた子も、小さなかわいい指を出して○をクリックしたりしてくれました!
■メダル
★D3病棟での「ベッドサイドでの読み語り活動」の許可が下りました!
10月のイエローレシートの日は、3連休最終日となりました。
かがやく未来から今月参加したのはみーちゃん、ひろやん、みやちゃんの3人です。
祝日だったため、買い物客が多いかな?と思いきや・・・。
お天気が良くて暑いほどの絶好の行楽日和!
しかも、市民・区民体育祭などを行っている地域も多かったようです。
そのため、私たち「かがやく未来」がPR活動をした午後12時~13時の1時間は、買い物客の姿もまばらでした。
イエローレシートは思ったほど集まりませんでしたが、カゴに入れてくださる時に「がんばってくださいね!!」という一言に心が温かくなりました。
私がPR活動に立っていた場所の横にはチューリップの球根売り場がありました。
そろそろ植える時期ですね。
秋はもうすぐそこまで来ているようです。
今月もイエローレシートを投函してくださったみなさま、ご協力ありがとうございました!
小児がんに関するイベントのお知らせです。
日時:9月12日(日) 13:30~16:30
会場:東京国際フォーラム・ホールD1(Dブロック1階)
主催:厚生労働科学研究牧本班
後援:財団法人医療機器開発サポート NPO法人小児がん治療開発サポート(SUCCESS)ほか
内容:
第1部 講演
第2部 パネルディスカッション
参加方法:入場無料、事前予約制(定員100名)
※参加申し込みはSUCCESSホームページからどうぞ。
2010年7月30日・31日・8月1日の3日間、滋賀県の大津プリンスホテルにおいて、「第3回 小児がん・脳腫瘍全国大会 in びわこ 2010」が開催されました。
かがやく未来からは代表のみーちゃん、副代表のみやちゃんが出席しました。
かがやく未来は「小児がん関西ピアサポートネットワーク」の構成メンバーです。
ピアサポート構成メンバーの一員として、フロアーで活動の実態と報告を写真を交えて紹介していただきました。
7月31日(土)は、「最新医療学習 夏期集中講座」や、「小児がん治療と新規治療法開発の体制づくり」という内容の医学的な話が中心で、8月1日(日)は、「緩和ケア&ビリーフメント・ケア講座」を受けました。
緩和ケアというのは、がん治療に伴う「疼痛を緩和するケア」のことです。
ケアの方法や、ケアを受ける場所など、小児がんの子どもたちの苦痛を如何に和らげてあげるべきか?
そして「ビリーフメント・ケア」という”死別後の家族のケア”について、多くの症例を紹介していただきながら、勉強することができました。
遺族が第二の患者であること、そして喪失からくるうつ状態を救ってあげる方法とは?
ドクターのお話を聞くうちに、今後の小児がんの治療に家族を含めて、そして遺族を含めてのケアがどれほど重要になってくるか、よくわかりました。
実際にお子さんを小児がんで亡くされた4名のお母様方の実体験を聞くことで、ご近所との付き合いや葬儀にまつわる辛い思い出も知ることができました。
私自身は、子どもを亡くしていません。しかし、子どもさんを亡くされたご家族にどのように寄り添っていけばよいのか?どんな形で力になれるのか?
そのような問題の解決の糸口になるお話を聞くことができた、大変貴重な大会となりました。
私たちかがやく未来も、今後「遺族」となられたご家族とどうかかわっていけばよいのかをもっと深く考えていこうと思います。
今日のきらりん文庫はぺこちゃん、ぽこちゃん、みやちゃんの3人で病棟を巡回しました。
黄色いきらりんカードがもうすぐいっぱいになりそうな子が何人もいました。
こんなに毎回本を借りてくれてるんだな、と思うとかがやく未来のメンバーはとてもうれしく思います。
借りる本を決めていたかのように、すっと手が伸びてあっという間に3冊借りる子や、お母さんやかがやく未来のメンバーに推薦されて決める子。
本を見つめる子たちの目は、どれも輝いていますよ。
今日はD3病棟のある部屋で、回診に回って来られた3人のドクターときらりん文庫が鉢合わせ。
ベッドとベッドの間の通路に、ブックトラックを置いて本を選んでもらっているので“大渋滞”が発生です。
3人の先生方はみなさん、興味深そうに本を覗きこまれたり、手に取って見られたり。
ご自分の子どもの頃を思い出されたかな?
また次回、6月25日のきらりん文庫が楽しみです。
ところで、こんなにいっぱいの本を積んだ重いブックトラックを押して病棟を巡回するかがやく未来のぺこちゃん、ぽこちゃん、みやちゃんは3人とも次の日は筋肉痛なんですよ。
今日のきらりん文庫は、初めて出会うお母さんと患児さんも多かったんですが、たくさん本を借りてくれました。
どの子も、あまり迷うことなくすぐにお気に入りの本を見つけてくれたので驚きました。
特に人気のある本は「ミッケ!」のシリーズです。
早い者勝ちになってしまい、後で回った病室のお子さんが「ミッケ!な~い!」と残念そうに言っていました。
D3病棟から子ども6号病棟に移動する途中、エレベーターの中で若いドクターに声をかけられました。
「わ~たくさんの本。子どもたち喜ぶやろうな。懐かしいなかいけつゾロりのシリーズ。」とニコニコ話されたのが印象的です。
ブックトラックは本が満載でうれしい悲鳴をあげています。