さくらもち家の子供たちは二人とも受験生。
はじめは「そんなにしんどくないかも」と高を括る感じでしたが、センターの2週間前くらいから
一気にしんどくなりました。
あれよ、あれよという間に怒涛の日々。

そんな中、下の子が受験終了を迎えました。
受験当日の朝、少し余裕をもって友達と出かけ、その後ろ姿を洗濯物を干しながら見つめていた私です。
仕事から帰り、娘のニコニコした笑顔に癒されるもつかの間、恐ろしい話を始めました。

「お母さん、実は今日、やばかったねん。バスを反対方向に乗っちゃって、最終停留所間際で気が付いた。
その時間はもう、集合時間の15分前やってん。」
私は泣きながら
「あんたはー、何をしてるのやー。」と落胆しました。
でも娘はニコニコしています。
「バスの運転手さんに伝えたら、もうお金はいいから逆方向に早く行きなさい!って言ってくれはって、
降りたんだけど、どう考えても間に合わないって思ったから、近くのおばちゃんに電話かりれないか聞いたんよ。
だって、携帯持って行ったらダメやろ?それで、一人目のおばちゃんはダメで二人目に声かけた30代くらいのお姉さんが
電話かしてくれて高校に電話かけてん。45分までに到着したら受験できるけどそれ以降は厳しいって言われて、
バスでは間に合わないからって、お姉さんがタクシー止めてくれはって、5000円持たせてくれて、謝り倒して
、高校に、集合時間2分前について、無事受験できてん。」

もう、私は疲れがどっと出てしまって倒れそうでした。もちろん、しかりました。それは、3日前にバス停の場所を
説明したのに生返事していたからです。
そして、ホッとして、背中をさすりました。それは、おとなしい友達の横で自分が勇気を出して
いろんな人に声をかけ行動を起こしたからです。

そして、お姉さんに感謝しました。日本も捨てたものじゃない、こんな人にならないとと本気で思いました。
そのお姉さんを探したいのに名前を聞く余裕もなく後悔している娘。
その付近を通ったら必ず探すことをやめません。
この場を借りて、本当にありがとうございました。

無事に合格しますように。