小児がんを経験した方々へ
病名を知らされたときのことについて
1.自分の病名について知らされた時、どうしましたか?
2.病名を知らされたことは自分にとってよかったと思いますか?
3.その理由は何ですか?
「はい」「どちらかといえばはい」とお答えになった方の理由
- 不安がなくなった。
- 知らないと不安で気持ち悪かったから。
- 自分のことなのに知らないのは嫌だから。
- 病名を知らないで治療されても、よけい不安だったから。
- がんばろうと思えた。
- えたいの知れない病気ではなくて安心した。
- 漠然とわかっていたことを確認できて落ち着いた。
- 不安と疑問を抱いていたので、スッキリした。
- ウソをつかれるのが嫌だったから。
- 自分で体調管理を心がけることができる。
- 免疫力アップにつながる。
- 活動視野が広がった。
- オープンに話せるようになった。
- 正しい知識を持つことで、治療を受ける意欲がわく。
- 理解して治療に取り組むことができた。
- 調べたり、質問したりできる。
- 自分に対するいい訳ができる。
- 他人に説明できる。
- 周りにウソをついて生きていかなくいいのだとホッとした。
- 自分のライフスタイルをある程度決められる。
- 進学か再手術かの決断を自分ですることができた。
- 病気と生きていくのは親や周りの人では代われない。
何より自分自身がきっちり知っていないと、その後の生活の自己管理が困難になると思う。 - 同じ病気の人に自分が今こんなに元気になったと伝えられる。
- 命の大切さがわかった。
「どちらかといえばいいえ」とお答えになった方の理由
- 少し重荷に感じた。
- 何がおこったのか、よくわからなかった。
4.自分の病気について知った時、もっとも支えになったこと、また支えにしたものは何ですか?
- 家族
- 友人
- 自分、自分の気持ちの持ち方
- 周りの人すべて
- 同じ病気の友達・その言葉
- 病院で知り合った人
- キリスト教の思想
- 母がついていてくれたこと
- 友達がいっぱいいたこと
- 主治医の説明
- 医師とのコミュニケーション
- 友達に病気のことを聞かれても答えられること
- 病気がどれだけ大変かを知らなかったこと
- 平凡な生活ほどありがたいものはないと気づけたこと
- 「生きたい」という気持ち
- 主治医が一人の人間として、自分の誇りを支えてくれたこと
- 小さかったから、あまりわからない。